「これからはコンピュータサイエンスが重要な学問になってくる」
こんにちは!yoshizouです!
本日は「コンピュータサイエンスとは何か?」というテーマについて話したいと思います。
コンピュータサイエンスって?
皆さん、プログラミングやITなどの言葉は生活の中でよく耳にする言葉だと思います。そして、それらがコンピュータに関連しているワードであることも知っていることでしょう。
しかし、「コンピュータサイエンス」という言葉を聞いて、それが何であるかイメージのつく人はどれぐらいいるでしょうか?たぶん「初めて聞いた・・・何それ?」なんて人も多いんじゃないかと思います。
現代はコンピュータとは切っても切り離せない生活が広がっており、コンピュータなしで生活するのはもはや難しいといっても過言ではないと思います。皆さん、朝起きてから夜寝るまでに1度でもコンピュータと呼ばれるものを利用しているのではないでしょうか?
スマホ、パソコンに代表されるものから、車や駅の改札などに組み込まれているようなものまで、コンピュータは多岐に渡って存在しています。
そのような「あらゆるコンピュータ」を考える上で基礎となる学問が「コンピュータサイエンス」です。パソコンだけに限らず、計算を行う仕組みを持つ媒体全般を扱うものとなっています。
具体的にどんなことを学ぶの?
それではコンピュータサイエンスが具体的にどのような内容を包括しているのか、代表的なものをいかに示していきたいと思います。
- 計算理論・アルゴリズム論
- 情報理論
- 大学の数学(線形代数や確率・統計など)
- 機械学習
- 論理回路設計
- プログラミング論
- ハードウェア
- ソフトウェア
- データベース
- ネットワーク
- セキュリティ
などがあげられると思います。この他にも様々な分野が存在していて、そして時が経つにつれて新しい理論なども生まれつつあります。
コンピュータを取り巻く様々な研究は日々盛んに行われていて、技術の発展が目覚ましいものとなる一方で、今ある技術は数年後にはもう使われなくなる、なんてことはコンピュータ関係の世界ではよくあります。
そんな中で時代と共に色あせることなく、常に技術の基礎基本となるのがこのコンピュータサイエンスです。もちろん時代ごとに考え方の枠組み(パラダイム)は変わっていくものではありますが、コンピュータを使って現実の問題を解決したい!という根底にある思いは変わらないと思います。
上であげたそれぞれの分野についてはまた後で分野ごとに記事を書いて説明しようと思います!
どうして今コンピュータサイエンスなの?
今、改めて「コンピュータサイエンス」を学ぶ意義について僕なりの意見を述べたいと思います。
2020年に小学校でプログラミングが必修になるという発表が文部科学省からありました。覚えている方も多いと思います。また、中学校・高校でもプログラミング教育がこれから先取り入れられていきます。
さらに、現在の社会全体としてITに対して興味を持つ人が増えてきていると思います。数年前と比べると、プログラミングスクールなど増えてきて、ITに関わりたいと思う人が増えてきている印象を受けます。
これらを踏まえて、よりコンピュータに対する興味が社会全体で高まってくると思われます。そこで必要になるのはコンピュータに対する理解だと僕は思います。
身近にあるコンピュータはなぜ動いているのか?友達とのやり取りはどんな仕組みで成り立っているのか?プログラミングを学ぶ時に、スクールではなかなか教えてくれないコンピュータの理論に基づいた実装とは何か?
それらを考える上でこのコンピュータサイエンスが重要になってくると僕は思います。小中高で新しく取り入れられていくプログラミング教育の中で、少しでもコンピュータに興味を持った子に対して、あるいはこれからITに関わっていく人のために、確かなコンピュータの理解を持ってもらいたいと思います。
そのため、このブログでは不定期ではありますがコンピュータについての解説を少しずつ発信できればと思います。様々なトピックについて広く浅く書けたらなと思います。よろしくお願いします!
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